読売新聞でコラムを書きました

April 17, 2018

読売新聞火曜日の夕刊にて、【新生児フォトの流儀】というコラムを1週間に1回。

4週間に渡って書かせていただきました。

 

 

こちらのコラムは、〜の流儀というタイトルなので、新生児フォトの流儀とたいそうな名前になってしまい、大変恐縮です。

 

こちらのコラムを書くにあたり、どういう気持ちでニューボーンフォトに接しているかということを自分自身に問いかけたり改めて発見があったりと、振り返った際に見つめ直すことができました。 そして、より一層、赤ちゃんやママに対する知識を増やしていきたいと感じました。

 

私にご連絡をくださり、大切な一瞬の撮影をゆだねてくださる皆様に感謝してこれからも撮影して行きたいと思っております。 

 

こちらには、1~3週まで添付しました。

第4週目は、今日の夕刊でございます。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

[新生児フォトの流儀](1)誕生の神秘と感動を 高樹涼子 

 

 ニューボーンフォト(新生児写真)は、生後間もない新生児のうちに撮影する記念写真のこと。欧米では一般的だが、日本ではまだ知らない人も多いと思う。

 新生児は生まれて28日間を指すが、新生児フォトは2週間ぐらいまでをお薦めしている。生まれたての新生児は、母胎の感覚が残っているため、小さく丸まった姿はまさにおなかにいた時そのまま。生後間もない赤ちゃんは、よく眠る。体の柔軟性もあるため、心地よく眠っている間に撮影ができるのだ。

 赤ちゃんの成長は目まぐるしく、生後間もない頃と、生後2週間でも大きく変わる。1か月過ぎてくると徐々にぷくぷくした姿になり、ミルクを飲んでぐんぐん大きくなってくる。睡眠時間も短くなり、力も骨も強くなる。新生児特有の生まれたての姿を、写すことができなくなってくる。生まれたての感動を忘れないように撮影するのがニューボーンフォトの妙味だ。

 赤ちゃんが誕生するということは、2人が人生を歩む中で出会い、約10か月もの間おなかの中で育ち、そしてママが命がけで出産をしてこの世に生まれるという、まさに奇跡の瞬間。生命の誕生の神秘と、その感動を写真に収める。それがニューボーンフォトだと思っている。(写真家) 

 

[新生児フォトの流儀](2)人生ドラマの第一歩 高樹涼子

 

 ニューボーンフォトは、アン・ゲデスというオーストラリアの写真家の作品が特に知られている。彼女は1990年代に始めたというが、今やセレブのみならず世界的に広まりつつあることは、SNSを通しても理解できるはずだ。

 私が初めてニューボーンフォトを知ったのは5年前だ。生命の誕生をテーマにした、現実のような夢のような不思議な世界観。愛と、命、アートの融合に今までの経験を覆されるほどの衝撃を受けた。そして、友人の赤ちゃんの撮影を始めた。

 その後、私が撮影した赤ちゃんが大きく成長している姿を見たときに、改めて人生に関わる写真を撮ることの素晴らしさを感じた。

 私はロンドンのアートの大学に学び、ウェディングやアーティスト撮影、デザインなど多岐にわたり活動してきた。どれも今の作品に生かされている貴重な経験だが、愛着があるのはやはり、人物の魅力を引き出すポートレート撮影だ。

 過去の写真を振り返ると、当時は何とも思わなかった写真が宝物のように感じられることがある。結婚したり、赤ちゃんを授かったり、撮影した方々の環境は時とともに変わる。写真とは人生のドラマを映し出すもの。その第一歩がニューボーンフォトだと思っている。(写真家) 

 

 [新生児フォトの流儀](3)衛生面や室温に配慮 高樹涼子

 

 生まれたばかりの赤ちゃんの表情、肌の質感、足や手。小さな体の全てのパーツを一枚一枚、写真に収めていく。あなたが生まれたばかりの頃の写真よ、と、将来自分の子供に見せられたらどんなに感動的か。神秘とも言えるニューボーンフォトだが、やはり生後間もない赤ちゃんを撮影することに不安があるだろう。

 安心安全のため、私は撮影時にエプロン、マスクをつけ、爪の長さ、手などの衛生面に気を配る。赤ちゃんに負担がないよう、まず深く寝かしつけてから撮影を始める。新生児は、外気温と一緒に体温が上下してしまうので、室内の温度は温かめに設定。裸にする際は特に気を配る。柔らかい風が出る電気ヒーターを使い、寒さ、暑さを調整している。

 撮影に用意するかわいらしい衣装は、赤ちゃんが肌に触れて、気持ちよく感じるような柔らかい素材を多く使用している。使用した生地、衣装は必ず新生児から使用できる洗剤で洗濯している。これらの知識を身につけるため、撮影のための講座を受けたり、助産師さんに会ってアドバイスをいただいたりした。

 赤ちゃんも十人十色。心地良いポーズ、嫌いな向き、ミルクを飲むペースなど様々なので、それに気づくよう努めている。(写真家) 

 

 

 

 

 

 

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